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と き わ の 家
House in Tokiwa
所在地 / 札幌市南区
竣工年 / 2015年
用途 / 住宅・事務所・アトリエ
構造 / 木造2階建て
構造設計 / 傳工房
家具 / 澪工房
写真 / 酒井広司
Location / Sapporo
Completion / 2015
Use / house・office・atelier
Structure / Wood
Structure Engineering / DEN KOBO
Furniture / MIO KOBO
Photo / Koji Sakai
ときわの家は、自宅と妻の仕事場/父親の週末住宅/自分のアトリエ/彫刻家 五十嵐威暢氏の試作小屋「もりのび」が、共用空間を介して付かず離れずの関係で一つになった建築である。
敷地は西側を緑豊かな札幌芸術の森と真駒内川に面し、東側は支笏湖へと通じる交通量の多い国道沿いにある。
ミズナラの大木とイタヤカエデ、サクラ、ホウノキなどの既存樹木に寄り添うように、カラマツ素地の少し小さなボリュームを分散配置した。街並みに対しては背景の森に溶け込んだ控えめな構成要素となり、内部においては森の中に深く分け入ったかのような生活空間となることを意図した。
複数の床レベルと天井高さを組み合わせ、木漏れ日を浴びて半屋外にいるような天井高さ 3.3mの共用空間から、小動物の棲家のような天井高さ 1.8mの篭れる空間まで、森との多様な関係性を作り、四季の移ろいを楽しみながら豊かな時間の過ごし方ができるようにした。
アトリエの一部はスタッフとのセルフビルドで、暖房は薪ストーブのみ。
夜は薄暗く、解決しすぎない、納めすぎない、そろえすぎない、やや不便さを感じる中に生活の充実を感じられないかと考え実践の場とした。
掲載
・I'm home
http://imhome-style.com/products/detailp.php?itemid=2538
・designboom
https://www.designboom.com/architecture/makoto-suzuki-house-tokiwa-japan-04-09-2018/
・Replan北海道VOL.119
・新建築 住宅特集 2018年4月
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